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高齢出産とダウン症児の生活
ダウン症の余命は以前20年とされていましたが、現在では50~60歳くらいといわれています。それでもダウン症ではない人と比べると短命であることに変わりはありません。それは合併症が関係しているからです。心室中隔欠損や心内膜欠損などの心臓疾患は30~40%の人にみられます。食道や腸に異常がみられ、食道閉鎖、鎖肛、十二指腸閉鎖などがみられた場合、生後まもなく手術が必要になることもあります。また、運動能力の未発達とそれに伴う肥満も注意しなければ糖尿病などの成人病になってしまうこともあります。ダウン症児は全体的な筋肉の緊張性に障害を持っているため、姿勢や運動の遅れがあります。それに加え、心臓疾患による運動の制限などがさらに肥満を加速させてしまうのです。幼少の頃からの栄養コントロールと、運動の習慣が必要です。高齢出産で授かった命が、短命だと聞くとよりショックは大きいかもしれません。しかし、高齢出産でなくてもダウン症の子どもが生まれる可能性はあります。高齢出産だからこそ、経験を活かした育児ができるともいえるのではないでしょうか。
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